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#2【novel】room1984

2023年07月02日
小説room1984 0
room1984と大統領、そして人々と世界の核戦争についての話purple



大統領室room1984黒服たちの発言

0.地下要塞下でのたたかい 親衛隊vs黒服の集団


ある国の地下要塞で、親衛隊と黒服の集団による激しい戦闘がくり広げられていた。

武装した2つのグループは、地下要塞で互いに憎みあい殺し合いをしている。まるで巨大な巣のなかで同じアリ同士があらそいをしているようだった。



地下要塞内の黒服集団の中のリーダーが部下たちさけぶ。
彼はツーブロックの髪一度かきわけ、おおごえで叫んだ。



黒服リーダー「親衛隊を最深部には到達させるな!!!!こちらは防衛戦だ。徹底して守りきるんだ。戦闘を引きのばせっ!!!そして生きて地上に戻りあの空を見るんだ・・そし・」

黒服のリーダーはさいごに自由という言葉を言おうとしたがやめた。


リーダーの声によって黒服の部下たちの士気が上がった。リーダーの声はやや中性的だったものの、声に強い意志を帯びていたため、命令は部下たちの心に強く作用したようだった。

黒服集団は要塞の拠点に配置され、親衛隊を迎え撃つ。
飛び交う銃弾、まばたきするたびに敵も仲間もバタバタと倒れてゆく。


一方、親衛隊は、黒服の防衛線をかいくぐり要塞の地下最深部を目指していた。

親衛隊は、男を追っていた。

先頭を走る親衛隊のリーダーらしき女性は不安をかき消すように大声でさけんだ。

親衛隊リーダー「情報では、彼はまだあの部屋に入ってはいない、なんとしてでも救出する」


親衛隊リーダーのコートニーが隊員たちに腕でサインを送る。隊員たちはサインに呼応し、隊列がなめらかに変化した。


親衛隊リーダーコートニー「ここから二手に分かれる。目的地の地下要塞最深部へは2ルート。」

「私とクリスの隊は直進ルート、デイブとパットは左の通路へ向かえ、到達後、即救出へ。」


コートニー「なんとしてでも食い止めろ」



親衛隊は二手に分かれ彼のむかう地下要塞最深部へと向かった。

つづく・・・

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